皆さんおはようございます。ナニブロです。
たまには釣り行きたいですね。仕事っていったい何歳までせなアカンのですかね?定年退職とかになったら、思う存分釣りできるんですかね?
できたとしても、今のような巻くか撃つかのスタイルでは無理やなー。ライトリグは性に合わんので、ヘラブナでもやらなしゃーないなー。
ヘラブナは性に合うのか?
さて、今日は昨日に引き続きまして、ナニブロのフリップ用タックルの紹介です。
昨日はリール編、今日はロッド編かと思いきやライン編です。
ラインみたいなもんで語るほどラインヲタクではないんですが、PEについては思うところがありまして。
それでは始めましょうか。
ナニブロは00メタニウムMgに『スパイダーワイヤー/ウルトラキャスト フロロブレイド65lb.』を巻いてます。
(製品ページ)
ナニブロがフリップするのは、フローティングマットと呼ばれる浮き芝、ヒシモ、ホテイアオイ、カナダモマットなどです。葦を撃つような“カバー手前”ではなく“分厚いカバーの中”です。
PEを使う理由は切れないでキャッチできるから。この一点です。これ以外はデメリットばかりです。
✔ 感度が悪い
ピンピンに張ってる時だけですからね、感度があるのは。ピンピンに張った状態では食いませんしね。ええことありませんわ、PEは。
✔ 滑りが悪い
フローティングマットから「トゥルンッ」と落ちて欲しいんですけど、フロロみたいな表面じゃないのでそうはいきません。コーティングなんてすぐに取れてタコ糸のように毛羽立ちますからね。
マット撃ちは「トゥルンッ」と落ちてくれなアカンのに、ラインがズルズル茎や葉っぱに引っ掛かりながら落ちていくんでフォールが不自然極まりないやん!って話ですわ。アキマセンはPEは。
✔ 沈みが遅い
フロッグやるのとちゃいますからね。元々比重が1未満ですし、さっきの毛羽立つのと相まって、水中でのライン抵抗も半端ないわけですわ。これも不自然なフォールになります。魚が食わない最たる理由がラインにあるとすれば、致命的ですわ。バイト減りますわ、PEは。
✔ フッキングムズい
まあ、慣れですけど、フロロ使ってたときみたいに張らず緩めずから一気にビシッあわせたらノリませんわ、ナニブロの場合。
スポッ!口から出てきます。まあ、ヘビーウエイトのシンカーがデカイっていうのもあるんでしょうけど。
フロロだとロッドの弾性とラインの伸びによる“ええ感じの間”があるんですかね。一旦針先が接地面に立ってから、ストロークでブサッと貫通する、みたいな。イメージですけどね。これにはかなり悩まされました。
とにかくスイープにスイープにやらなアキマセン。田辺哲男さんはPEjじゃなくても常にスイープフッキングですよね。関西系というか、EG系を見て育ったので、TXやジグではビシッ!っていう癖がついてるんですよね。フッキングはパワーじゃなくてストロークの長さだって頭ではわかっているんですけどね。
『スパイダーワイヤー/ウルトラキャスト フロロブレイド』を使う理由は、比重が通常1未満のPEに対して、1.33と高比重だからです。
フロロブレイドの名の由縁
デメリットばかりなPEですが、スーパーヘビーカバーでは使わざるをえません。それならせめて高比重なコイツを使おうって考えで選びました。滑りの良さそうなコーティングが施されていますが、一瞬で剥げますのであしからずってことで、滑りには期待しないでくださいね。
今でもフロロ時代の方が明らかにバイト多かったと思いますよ。でも、掛けても獲れませんからね。極端なケースでは、PEを手で引っ張りながら、その綱引きの力で(ボートが)マットかき分け推進させていって獲ろうかって釣りですからね。
デカかったのに切れたーとか、デカかったのにフック伸びたーとかは絶対にイヤなんです。強度を犠牲にして掛けても獲れんかったら意味がないですやんか?それだったらいっそのことバイト数が1/10でもしょうがないです。
ホゲには慣れてますんで。。。。
では。