その名もズバリ『Cover PE』という名のロッド!フリップ用タックル紹介最終回~ロッド編~『ZENAQ/ブラックカート B79 Cover PE』


皆さんおはようございます。ナニブロです。

昨日、PEの記事を書いたんですけど、結構反響がありました。

皆さんもライン選択には一家言あるみたいです。ライン選択ひとつで釣り味はかなり変わりますから当然と言えば当然です。

さて、そんな昨日のPEの記事ですが、実は今日お送りするロッドの記事へのフリなんです。

ナニブロのフリップ用タックルで何が特殊かと言えば、ロッドなんです。そんなマニア感満載のロッドを紹介します。


ZENAQ(ゼナック)というメーカーのロッドを使っています!


マニアック過ぎる!

皆さんはZENAQ(ゼナック)社、知ってますか?ソルトやってる人には超有名、バスやってる人には至極マイナー、そんなメーカーです。

何故コイツを選んだか?何故こんな安いわけではないのにマイナーなメーカーのロッド選んだのか、お話ししましょう。

先代は『エバーグリーン/タクティクスディトネーター70X』でしたが、ホテイアオイでのフッキングで無惨にもバッキバキに折れたんです。その後継機です。


あのロッドはほんと溺愛してました。あのロッドもかなり特殊な設計でした。

ストレートティップコンセプトといって、先径が太くてティップが曲がらなくてベリーから曲がるスローテーパー気味なんです。弾性も低くて、感度とか軽量化とかは無視なんです。グリップはメチャクチャ短くてグリップエンドが重いもので、オーバーヘッドでキャストしたら手首イカレるんちゃうか?ってぐらいピッチング専用設計なんです。

一部ではキャスティングしにくい、ダルいなんて言われていたようです。

キンキンの日本的ジグテキサスロッドと比べたらそりゃダルいさ。設計思想が違うんだから、オーバヘッドキャスティングはそりゃ無理でっせ。文句言う前にちゃんと調べて買えよ!っていう話なんです。

いやー、良い竿だった。

で、後継機を何にしようか考えた時、1oz~2ozシンカーにベストマッチのヘビテキ、パンチング用ロッドで、特に「PE専用設計のものにしよう!」と思い立ったのです。

ナニブロが考えたPE専用設計で重要なのは次の2点です。

✔  しっかり素直に曲がる


PEは伸びないので、それを前提とすればロッドがしっかり曲がってくれないとアキマセン。また、素直で一点に負荷がかからない竿じゃないと折れるリスクが高くなります。ディトネーターもPE使わなきゃ折れなかったかも?

✔ スパイラルガイドでティップの糸絡みストレスフリー


ヘビテキやパンチング、ヒシモなどのマットフリップでは、フリーで落とすために着水寸前でラインスラックを出したりするんですよ。この動作を入れるとティップに絡んだりします。ベイトロッドはガイドが上に向いているので絡むのは当たり前と言えば当たり前なんですが、これがほんまイライラするんですわ、手返し悪くなるので。

パンチングに耐えれる強度&スパイラルガイドを条件にしたら、『ジークラック/ダブルダッチ DD-78XHパンチドランカー』と『ZENAQ(ゼナック)/スピラド ブラックカート B79 Cover PE』に絞られて、悩んだ末にゼナックにしました。




決め手はこの潔い名前!それと↓

超小口径トルザイトリングのガイド!

買ってからまだそんなに魚釣っていないので、インプレはおいおいしていこうかと思っています。ガイドが至極小さい上にスパイラルセッティングなので、ほんと絡みません。というか、絡みようがありません。

「慣れるまで違和感あるな」と思ったのは、FujiのPTS-17リールシートですね。最近のロッドのリールシートって細すぎるなって感じます。まあ、ナニブロは指が長いので余計にそう感じるのかもしれません。だいぶ慣れましたけどね。

こういう一芸に秀でたロッド、好きです。

では。

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