皆さんおはようございます。ナニブロです。
先週釣りに行けてない&金がなくて、ルアー買えない&飲みにも行けない、で、ストレスMAXで過ごしてきましたが、なんとか休日前の今日まで持ちこたえました。今週は久々に釣りに行ってスッキリしたいところです。
さて、今日は誰もついてこれないウルトラディープクランクネタから離れ、バスロッドについて書きたいと思います。
近年、バスロッド価格の二極化が進んでいます。上位機種は数年前に4軸製法とか言い出してから価格が高騰し、定価8万円台に突入しています。
一方で、実勢価格帯1万円台後半から2万円前半のバスロッドも充実しており、上位機種にさほど劣らない高性能ということで人気を博しています。この廉価版の高性能化は、カーボン加工に関する技術の効率化及び、かかる種々の特許切れが背景にあるとされています。
代表例としては『ダイワ/ブラックレーベル』『シマノ/エクスプライド』『メガバス/ヒューガ』などです。
さあ、ここからが本題です。
そして、これらグループよりも安すぎる!として人気なのが『シマノ/ゾディアス』シリーズです。実勢価格帯は驚異の1万円台前半です。
(製品ページ)http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/3852
人気の秘密は安いだけではなく、ハイパワーXといわれるいわゆる4軸製法が惜しげもなく採用されており、フカシンが実際にB.A.S.S.やFLWの試合で使っていたり、廉価版なのに特化型ロッドもあり、全33アイテムという驚異の充実したラインナップがウケているようです。
慌てたダイワも今期、『クロノス』という新シリーズをブレーディングXという4軸製法をまとって14アイテム出してきました。ベイト、スピニング、ワンピース、ツーピース合わせての14と少なく、慌てふためいた感が丸出しです。
それを嘲笑うかのようにシマノは今期、ゾディアスシリーズにさらに10アイテムも追加してきました。これで計43アイテムとニーズを完全網羅してます。
と、まあ、ここまでであれば普通のブログです。ナニブロ的エッセンスゼロです。。。が!
実は前述の追加10アイテムのうち、3アイテムはグラスロッドで、そのうちの一本が『ゾディアス176MH-G』というディープクランキングロッドなのです!
はい、今日も結局ウルトラディープクランク関連です。
何気にもらってきたカタログを見て驚きました。こんな需要のなさそうな文字通りディープな世界の特化型ロッドを廉価版で出してくるとは。
このロッドはベストマッチだと思います。マジ欲しいです。ウルトラディープ、エクストラディープクランクは大概1oz(28g)強~2oz(56g)です。このロッドは適合ルアーウェイトが1.5oz(42g)までですが、ロングロッドなので1.5倍ぐらいの重さなら余裕です。ましてやグラスですからね。
『レアリスG87』(1.25oz 35.5g)から『10XD』や『ショットオーバー7』の2oz(56g)までガンガンに使えます。シマノのカタログの製品説明でもその旨の内容です。本気のやつです。
6mレンジを潜行する
水抵抗の大きな~て!
ちょうど良い動画がありましたので貼っておきます。02:29です。今年のフィッシングショーでのシマノスタッフの解説です。個人投稿ぽいですが非常に参考になる動画です。
シマノスタッフの「こういう専用ロッドは今まで高い物しかなかった。それをゾディアスの価格帯で買いやすくしたかった」旨の説明が泣けます。また、バット径を太くしてトルクを出すというマジなグラスロッドの本格設計で、そのためにリールシートを専用で作った旨も語られています。この点からもなんちゃってグラスではないことがわかります。
いやー、こんな時代に逆行したロッド、良く作ったもんですわ。今日は気分がええわ。
では。
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