スイムベイトな裏話|エリート2016第3戦での『メガバス/マグドラフト』など


皆さんおはようございます。ナニブロです。

早速ですが、『メガバス/マグドラフト』というスイムベイトがあります。


(製品ページ)
http://www.megabass.co.jp/site/mag-draft


スイムベイトな裏話


✅ 日本で現在、スイムベイトが流行っている理由は利益率が良いからという一面


この手のルアーが最近多いのは、利益率が良いという一面もあるでしょう。これ単体で1000円オーバー取れますから。

考えても見てください。スタッガーなどのシャッドテールワームなら6本パックとかで1000円未満ですが、フック&シンカーを付けて単体で売るだけで、とんでもなく販売単価を上げることができます。昔のスイムベイトほど大きくないしね。

しかも、ソフトベイトなのでいずれ壊れます。

各社が力いれてるのがわかるでしょ?

まあ、そんな裏事情はどうでもええんです。ユーザーが求めているのはなんと言っても釣れることですから。

✅ 実は数年前から米国でもスイムベイトは流行っていますが、米国のそれは広義です。


米国でも流行っている、は語弊がありますね。日本のメーカーは常に米国をウォッチしています。バス釣りの本国なので当然と言えば当然ですが。

チャター然り、アラバマ然り、ウルトラディープクランク然り、ビッククランク然り、10年ほど前のフラットサイドクランク然り、挙げればキリがありません。

近年米国で注目を集め、または流行し、イマイチ日本で流行らなかったのはスクラウンジャーやアンダースピンジグなどですが、以前記事にもしたようにアンダースピンジグはやや流行る兆しがあります。(スクラウンジャーについてはいずれどこかで)

(過去記事)
「どうやらアンダースピンジグが流行りそうな感じがムンムンだな!って件『ノリーズ/プロリグスピン』 」
http://basstsuli.blogspot.jp/2016/03/underspinjig.html

で、米国で「スイムベイト」といえば、日本で言うところの「シャッドテールワーム」の総称です。

恐らくこの呼称の違いは、“仕掛け付き”かどうかは、ジャンルとは別の概念だというそれでしょう。

なお、米国でのスイムベイトの代表格は『ケイテック/スイングインパクト』という話はちょくちょくしてますよね。これはホント誇らしいことです。



B.A.S.S.バスマスターエリート2016第3戦 atブルショールズ/ノーフォークの上位メインベイトともなったスイムベイト


bassmaster.comによれば、2位のスキートリースと3位のクリスザルデインのメインベイトはスイムベイトだったようです。


手前の黄色いのがスキートリース、奥がザルデインですね。

エリアがバッティングしてます。このエリアではスイムベイトが正解だったのでしょう。
なお、スキートは風がキーだったと話している模様です。

スイムベイトも黄色なのか!?
黄色すぎるぞスキート!

スキートがどのメーカーのスイムベイトを使ったのか、は定かではありませんが、この写真からして日本で言うところの“スイムベイト”ではないでしょうか。

ザルデインのはわかっています。このメガバスさんのFB投稿をご覧ください。

バスマスターエリートシリーズ、ブルショールズ/ノーフォーク戦にてメガバスサポートプロのクリス・ザルディン選手が見事3位入賞を果たしました。 メインに使用したのはマグドラフト6インチ(ホワイトバックシャイナー)。 今春、各地で猛威を振るっているマグスロールと並んでメガバススイムベイトシリーズの双璧をなすパワー型スイムベイトです。 パワーフィッシングを得意とするクリス・ザルディンの活躍に今後もご注目下さい!
Megabassさんの投稿 2016年4月24日

ザルデインは予選2日目と3日目の準決勝のLIVEを覗いたときには、冠水ブッシュを釣ってたんですけどね。



決勝はデットヒートでの決着で、映像映えする釣り方だったので、ちゃんと観ればよかったなー、と少し後悔しました。

それにしても、クラシックの時のエバースの件でも触れましたが、メガバスのスポンサードする選手を選ぶ眼力には恐れ入ります。

スター選手になる前からアーロンマーティンスをスポンサードしていたように、クリスザルデインも更に躍進する可能性大です。今期のAOYも十分あり得ます。現在3位ですから。

何なんですかね、YUKI ITO の鬼手ならぬ鬼眼ですかね。

業界ネタでうまく落とせたんちゃいます?

では。