同じ用途でこんなに違う!『ささめ針リューギ/タントラムコントロール』と『ハヤブサFINA/FPPストレート』


皆さんおはようございます。ナニブロです。

フリップ&パンチング用ストレートフックを模索中です。

『ハヤブサFINA/FPPストレート』から『ささめ針リューギ/タントラムコントロール』へ


(左)T.NAMIKI監修
(右)キムケン監修

(上)タントラムコントロール
(下)FPPストレート

今まではFPPストレートを使ってきました。


変えてみようと思ったキッカケは、次の二つです。

① FPPストレートの鋭利なフックポイントは、気づくと鈍くなっているという不満

② 硬いところにもしっかりと貫通させるためにフックポイントの角度を変更したい



この2点は密接にリンクしています。下の写真を見てください。

タントラムコントロール(左)の方がフックポイントの角度が寝ています。オフセットフックの角度に近いといった方がわかるでしょうか。

一方のFPPストレートはフックポイントが立っています。



ストレートフックを使う理由は、この立った状態で口の奥に掛けることにあるわけですが、力点との関係(角度)でいえば、タントラムコントロールの方が軽い力で貫通させることが可能で、また、横からの力に弱いフックポイントも破損しにくいといえます。

(上)タントラムコントロール
(下)FPPストレート

リグってしまえばその差はあまりわかりませんが、前回実際に使ってみた感想では、FPPストレートの方が良いな、と思うところもありました。

・フトコロが深いタントラムコントロールは、ゴミを拾いやすい

・タントラムコントロールのワームキーパーはセルフで、収縮チューブで取り付けなければならず面倒なことに加えて、チューブ自体がズレたりするなど明らかにスレッド式に劣る

まあ、早い話が一長一短だな、と。


タントラムコントロールの開発コンセプト、キムケンの要求のひとつはこうです。↓

”従来の鋭角なフックポイントでは強烈なフッキングパワーに耐えきれず、フックポイントが変型・破損してしまい、魚に貫通させきれない場面があった。TCはフックポイントをあえて鈍角に設定する事で、ポイント強度を確保。ポイントの変型・破損のリスクを軽減した。”

どうなんでしょうね。鈍ければ破損はしないでしょうが。

フックポイントの鋭さを測る時、爪に乗る(刺さる)かどうかという方法を使いますが、タントラムコントロールは乗りません。

まあ、どちらが優れているというよりも、どちらが自分の竿、フッキングの仕方に合っているかという世界なのかな、と今は理解しています。

この辺りは、実釣を通じてまたご報告したいと思います。シーズン終わりかけなのであれですが。

では。





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