皆さんおはようございます。ナニブロです。
ナニブロ号あっさり復活です。一週飛ばしただけで琵琶湖生活に戻れそうです。
グラスファイバーを貼る“準備作業” が9割
そういう作業でした。振り返ってみます。
① 穴の原因となった底を削る縦板を切断除去
赤線部が切断除去、矢印が穴
板はFRPなので、チクチクが飛び散り厄介でした。。。
ビニール素材の手袋と
靴下とかの保護が必要です
② 下地処理(死ぬほどペーパー掛け)
#60番で
ひたすら削る(炎天下二時間もやった…)
掃除機かけて
水とたわしでキレイにして
前オーナーのが船底から出てきた!笑
ラッキーってことで、しっかり脱脂
③ グラスファイバー貼り付け(積層)
久々のFRP修理で、思ったよりも破損箇所が少なかったので、3枚重ねて終わりです。依頼者も「え、こんで終わりですか?」な感じですが、カンコツだらけの作業だけに、初めて一人ではオススメしません。ご安全に。 pic.twitter.com/q1eQvVrnej— 伊藤 喜明 (@Itouguu1227) 2017年6月15日
ここで元プロ?ほぼプロ?な助っ人登場!
診断の結果、「強度が損なわれて割れたのではなく、また、穴も小さいので軽傷」「積層後の削りも塗装も必要ないからすぐ終わる」とのこと。
・養生
さささっと、してくれた
ナニブロは養生することすら忘れてましたわ。
・一層目はレジン(ポリエステル樹脂に硬化剤1%)にグラスファイバーを細切れにして混ぜたものを塗る&段差を埋める
因みに、計量カップは100均のキッチン売り場、硬化剤1%の計量は、コスメ売り場にある目盛付きの注射器です。
これを用意していたのはエライ誉められた。日頃の100均通いが役に立った!笑
聞いてはいましたが、グラスファイバーはレジンに浸けるとドロドロ、とろんとろんになるのですね。
一層目はほぼ患部にのみ塗って、段差を埋めます。
ナニブロはパテを使うのかと思っていました。これは後述します。
・二層目、三層目は、レジンに浸したマット(グラスファイバー)を、ペロ~ン、ねちょ~と貼り付け
こういうトレーにレジンを入れて、マットを浸し、それを貼ります。
写真がないのは、ワタシは手袋をしており、かつレジンでぬちゃぬちゃだから。
二層目は患部よりやや広く、三層は更に広くといった要領です。そして、脱泡ネジローラーでコロコロと軽く押さえつけて、空気を抜きます。
ネジローラーはあると便利なのですが、やり過ぎると空気を抜くどころか、浸ってるレジンを押し流してしまうので注意が必要です。
なお、レジンを作る前(硬化剤を混ぜる前)に、予めマットをカットしておく必要があります。
そして、どんどん硬化していくので、ここからはスピード勝負です。
一人がレジンに浸して、一人がドロドロとろんとろんのそれをトレイから持ち出して貼る。
レジンで手袋がねちゃねちゃになるので、二人で役割分担しないと大変ですね、これは。
というか、一人ならば予め浸す方法は無理かも?いずれにせよ、要領わかってないと非効率極まりないことになるでしょう。
はい、氏のおかげで一瞬で終わり。あとは乾燥させるだけ。
積層そのものの作業は、30分もかかっていないのではないでしょうか。
そうそう、レジンに浸したマットのイメージですが、フカヒレスープのフカヒレよりも、更にドロドロとろんとろんな感じになります。
ちょっとしゃべっていたら、もう乾いて硬化していました。好天で良かった。
最後に
ネットで検索すれば情報で溢れていますから、一人でできると思っていました。いや、一人でも浸水を止めることはできたでしょう。
でも、最適で確実な処置ができたかといえば無理でしたね。効率も比較にならないでしようし。
結局1×1mの1/8ぐらいしか使わず
YouTubeでは車でのFRP作業が多く、パテを使ったりしているものもあり、ワタシも当初はパテ&グラスファイバーで考えていました。その上、分厚く積層してやろうか!とかね。
氏曰く、「ボートは、FRPのタワミで衝撃を分散させている。ここだけ強くすれば(異質にすれば)、別のところに負荷がかかってしまう。」
うーん、ド素人には考え及ばない世界だ!
感謝!
では。
※症状はそれぞれなので、画一的な方法論は通用しない場合もあろうかと思います。この記事、または他のweb情報を参考にDIYする際は、くれぐれもその辺りを考慮の上、慎重に判断してください。
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